実店舗利用機会が増加。EC利用は減少した? それとも増加した? 数字でよみ解くEコマース [2021年10月〜12月 futureshopサービスまとめ]
緊急事態宣言解除後、外出機会の増加、実店舗での購入機会増加、飲食店の営業時間増加の影響を受け、EC利用機会は減少すると推測したが、流通額は昨対比111.68%と堅調に増加。
「旅行用品・旅行予約」などの商材が好調。一方、実物を見て買いたい意向が強い、または、洋酒などEC以外で消費が進んだと推測される商材はECでの購入が減少した結果に。商材によってEC利用状況に差が見られました。
調査対象
2020年・2021年10月~12月の期間中、各月の注文件数が100件以上の店舗の中から500店舗を無作為に抽出し、各項目を調査しました。
2020年・2021年10月~12月の期間中、各月の注文件数が100件以上の店舗の中から500店舗を無作為に抽出し、各項目を調査しました。
※ これまでの調査とは異なる店舗構成
- 鉄道営業収入が回復[1]、飲食店の営業時間延長 → 外出機会が増加。EC利用機会・時間が減少したと推測。
- 全国百貨店売上高は数ヶ月ぶりに昨対比プラス転換。[2]
- ネットショッピング支出額は増加。[3]
データ出典元
[1] 2021年度 鉄道営業収入 対前年比の推移/東日本旅客鉄道株式会社
https://www.jreast.co.jp/investor/monthly/pdf/report.pdf
運輸取扱収入の対前年推移(2022年3月期)/西日本旅客鉄道株式会社
https://www.westjr.co.jp/company/ir/finance/monthly/pdf/22.pdf
[2] 百貨店売上高/一般社団法人 日本百貨店協会
https://www.depart.or.jp/store_sale/
[3] ネットショッピングの状況 二人以上の世帯 / 総務省統計局
https://www.stat.go.jp/data/joukyou/12.html
調査の詳細な内容は、下記ページからご確認ください。