EC業界の女性が集う「EC女子会」 女性が力を100%発揮できるネットショップ運営術を学ぶ!

EC業界で活躍する女性が増える中、女性同士が横のつながりを持ち、一緒に学んだり、ときに悩みを共有したりできるコミュニティーを作りたいーー。
そんな思いから、弊社フューチャーショップは「EC女子会」を開催!

6月18日に都内で開催した「EC女子会」のテーマは、「女性の力を100%発揮させて ネットショップの売上を3倍に増やそうセミナー」です。

EC関連の書籍出版や講演などで多くの実績を持つ、人気コンサルタントの竹内謙礼さんを講師に招き、女性視点で売上を増やす方法や、女性の力を生かした自社サイト運営のノウハウなど、働く女性にフォーカスしたネットショップ運営術をレクチャーしていただきました。

会場にはコーヒーとスイーツをご用意したほか、来場者同士による交流タイムを設けるなど、普段のセミナーとは一味違う雰囲気で行われた「EC女子会」。60人以上の来場者の皆さんが積極的に交流し、大いに盛り上がった当日の様子をレポートします!

定員は即日満席、60人以上が参加した会場にはコーヒーとスイーツをご用意

第1回「EC女子会」は、都内某所のイベントスペースで開催しました。

セミナー開始前の会場内のようす。当日の参加者は60人以上

会場ではコーヒーとスイーツを用意。フューチャーショップの代表や社員自ら、来場者のみなさんにコーヒーやドーナツをご提供しました。

来場した皆さんにコーヒーを淹れる弊社代表の星野(写真右)

女子会には欠かせないスイーツ🍩

弊社の稲生(写真右)や八木(写真左)など、男性社員もスタッフとして参加

EC女子会を開催した理由は「みんなで楽しみながら学びたいから」

セミナーの冒頭、弊社代表の星野が挨拶に登壇し、「EC女子会」を開催した目的を説明しました。

<strong>星野</strong>
私はEC業界に携わって17年目になりますが、近年、ECに携わる女性、現場で活躍している女性がすごく増えていることを実感しています。

私がECに関わり始めた当時とは、状況が全然違う。
そういった中で『EC女子会』を開催した理由は、とても単純なのですが、女性同士で集まると楽しいから。

女性だけなら目標や課題、悩みなどを共感しやすいですし、理解し合いながら学べるはず。
共感と理解、そして楽しみながら学ぶと、学びの深さは普通よりもずっと深くなるのではないでしょうか。

星野の挨拶の後は、参加者同士の交流を深めるための名刺交換タイムへ。

参加者の皆さんは周囲に積極的に話しかけ、2分間の名刺交換タイムが終わっても会場内の会話が途切れないほど、意欲的に交流するようすが印象的でした。

参加者同士の名刺交換タイム。予定の2分間を過ぎても、会場内のあちこちで会話がやまなかった。

「EC女子会」は当初予定していた定員が40人だったのですが、予約受付を開始した当日に満席となったため、急遽追加の枠を設けました。
最終的な参加人数は60人以上。それでも定員を超えてしまい、多くの方からの申し込みをお断りせざるを得ませんでした。

予想をはるかに上回るご要望の多さに社員一同も驚きを隠せません。
それだけECの現場で働く女性が増え、横のつながりを求める方々が増えているのでしょう。


有限会社いろは代表取締役 竹内謙礼(たけうち・けんれい)氏
大企業、中小企業問わず、販促戦略立案、新規事業、起業アドバイスを行なう経営コンサルタント。大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。楽天市場などで数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。

ネットショップで働く女性が力を発揮して、売上を伸ばすためのネットショップ運営術とは

竹内さんは次の9つのテーマで、ネットショップで働く女性が力を発揮し、売上を伸ばすためのネットショップ運営術を解説しました。

ネットショップ運営術!

  1. これからのネットショップ運営に、女性の力がなぜ必要なのか?
  2. 男性が誤解しがちな「女性向けコンテンツの作り方」とは
  3. 男性に頑張って働いてもらうためのコミュニケーション術
  4. 楽天、Amazon、ヤフーで一番女性が運営しやすいサイトは?
  5. 女性の力を生かした自社サイト運営テクニック
  6. 女性の力を生かした文章術とキャッチコピー術
  7. 「奥さん破天荒型」「夫陰で支える型」「ポンコツ夫型」「夫婦別ビジネス型」「夫金持ってる型」で考えるタイプ別ネットショップ運営術
  8. ネットショップ運営における女性が考えなくてはいけない“ゴール”とは
  9. 補足:人事と結婚に役立つ「稼げる男」と「稼げない男」の見分け方

「EC女子会」なのに、なぜ男性の竹内さんが講師を務めるのか疑問に思った方もいるでしょうか?

じつは竹内さんは年に数回、マーケティングなどのテーマで女性向けにセミナーを行っています。

例えば、これまで10年ほど、東京農業大学の栄養学科で年1回、主に女子学生向けに講義を行っています。近年の講義のテーマは「マーケティングの観点から、良い結婚相手を選ぶ方法」というもの。学生から要望が多かったテーマだったことを受けて、毎年実施しているそうです。
また、パナソニック加盟店の女性経営者だけを対象としたセミナーで講師を務めるなど、女性向けのセミナーの経験も豊富。

そんな竹内さんによるセミナーの一部を紹介します。

竹内さんのセミナーに聞きいる参加者様

これからのネットショップ運営に、女性の力がなぜ必要なのか?

EC業界で女性の力が必要になっている理由について竹内さんは「マーケット」と「仕事」の2つ側面に分けて説明しました。

まず、マーケットの側面では、「消費に関して女性の意見が強くなった」と指摘。
夫婦共働き世帯の増加など、働く女性が増えたことに加え、家計の決定権を持つ女性が以前と比べて増えていることを示す統計データに言及し、「女性に選ばれるネットショップを作ることの重要性が増している」と強調しました。

また、ECの仕事の側面では、パソンコンに対する苦手意識を持つ女性が以前と比べて減ったことや、ネットショップの仕事が在宅でも可能であることから、「女性の仕事の選択肢として、ネットショップが選ばれやすくなっている」と説明しました。

<strong>竹内さん</strong>
こうした時代の変化があるため、女性客を意識した店舗運営が求められているのはもちろんのこと、ネットショップ運営において女性に力を発揮してもらうことの重要性が増しています。

消費者としても働き手としても、女性の影響力が高まっている

女性客を意識したコンテンツを作る方法

続いて竹内さんは、女性の顧客をターゲットとしたECサイトのコンテンツ作りのポイントを解説しました。

女性向けのコンテンツを作る際は、コンテンツの軸を決めることが重要とのこと。
軸となる要素は「おしゃれ」「(店舗や経営者の)キャラクター」「安い」「利便性」の4つがあり、これら4つの要素のうち、2つを組み合わせてコンテンツを作ることがポイントになると説明しました。

女性向けコンテンツを作る際に軸となる4つの要素

<strong>竹内さん</strong>
一番作りやすいのは『おしゃれ』と『利便性』を掛け合わせたコンテンツ。

また、売りやすいのは『キャラクター』と『利便性』を掛け合わせたコンテンツです。

逆に『おしゃれ』と『キャラクター』を組み合わせたコンテンツは制作の難易度が高い。
そして、注意してほしいのは、『おしゃれ』と『利便性』を掛け合わせたコンテンツや、『キャラクター』と『安い』を掛け合わせたコンテンツは軸がぶれやすくなります。

女性の力を生かした自社サイトの運営テクニック

竹内さんは自社ECサイトの運営テクニックとして、検索エンジン対策についても解説しました。

近年、自然検索やリスティング広告には人工知能が活用されるようになり、表示結果のパーソナライズ化が進んでいることから、「SEOのテクニックの効果が出にくくなっている」(竹内さん)そうです。

また、SEOやリスティング広告は大手EC事業者によるパワーゲーム化が進み、中小の自社ECサイトが検索エンジンから集客するには、検索対策に工夫が必要だと強調しました。

その上で、商品名での検索対策ではAmazonや楽天市場といった大手に負けるかもしれませんが、ユーザーの悩みに寄り添ったコンテンツであれば、SEOで勝機があると指摘しました。

<strong>竹内さん</strong>
例えば、鉄鍋を売っているネットショップが、『鉄鍋』というキーワードで検索対策を行っても、楽天市場やAmazonといった大手に勝つのは難しい。

しかし、『鉄鍋 鉄分』といった複合キーワードであれば、検索順位で大手にだって勝てる可能性はある。

つまり、鉄分を摂取するために鉄鍋を探しているユーザーの『悩み事』を解決するコンテンツを作れば、SEOで上位に表示されやすくなる傾向があります。

自社ECサイトの運営テクニック。「悩み事」を解決するコンテンツからECサイトへ誘導する方法のほか、紙媒体や実店舗を活用した集客についても解説した

女性の力を生かした文章術とキャッチコピー

次のテーマは、女性の力を生かした文章術とキャッチコピー術について。

竹内さんは出版社で編集者を務めていた自身の経験を踏まえ、文章を上達させるコツは「誰かに添削してもらうこと」だと説明しました。

文章が上手くなりたいなら、添削される回数を増やしてください。
3カ月で文章が上手くなりたいなら、徹底的に誰かに添削してもらうこと。

特に、厳しいことを言ってくれる人に頼んでください。自分の部下に添削してもらっても、厳しいことを言わないのでダメです(竹内さん)

また、文章を練習する際は雑誌が参考になると指摘しました。

<strong>竹内さん</strong>
雑誌の文章を真似してください。

文字数の制限がある雑誌の記事は、総じて文章の質が高いです。
インターネット媒体の文章、特にネットショップの文章は酷いものが多い。
なぜかというと、ネットは文字数に制限がないため、無駄に長いものが多い。

特に最近はSEO対策のために文章が非常に長いものが増えています。それを真似すると、伝わりにくい文章が身に付いてしまいます

購買意欲を喚起する文章のポイントは、商品の説明と、使った感想を混ぜることだそうです。

商品についての説明が50%、商品を使った感想が50%という割合で文章を書くと、お客さんが商品を欲しくなる文章になると思います(竹内さん)

この日の竹内さんのセミナーは、SNSに投稿する目的であれば撮影もOK

女性の働き方や「ゴール」に関するテーマも

竹内さんのセミナーは、女性客を取り込むための施策や、女性視点での店舗運営のノウハウだけではなく、「夫婦のタイプ別 ネットショップ運営術」や「ネットショップ運営において、女性が考えておかなくてはいけないゴールとは」といった、女性の働き方に関するテーマも非常に興味深いものでした。

また、「男性に頑張って働いてもらうためのコミュニケーション術」「(部下などを)モテる男にするためのコミュニケーション術」「人事と結婚に役立つ、稼げる男の見分け方」など、竹内謙礼さんならではのユニークなお話も。

クローズドな会場だからこそ可能な竹内さんの「ぶっちゃけトーク」も炸裂し、会場からは笑いが絶えず、約2時間のセミナーはあっという間でした。

記事には書きにくい「ぶっちゃけトーク」を連発する竹内さん

竹内さんの軽妙なトークに会場からは何度も笑いが。和やかな雰囲気でセミナーは進んだ

質疑応答では参加者から真剣な質問

セミナー後の質疑応答では、参加者からいくつも質問が上がりました。

例えば、昨年まで海外のコーヒーブランドと販売ライセンス契約を結び、年商3億円規模のネットショップを運営していたという女性。

メーカーがライセンス契約を終了したため、現在は新たにコーヒーのネットショップを運営しているものの、昨年まで自分が運営していたブランドがライバルになり、どんな施策を打てば良いか迷っているという質問でした。

この質問に対して竹内さんは、「自分たちが過去に運営していたコーヒーブランドのEC事業には、弱点が必ずあるはず。
過去に関わった取引先や従業員など、いろいろな人にヒアリングし、自分たちが当時やっていたことを洗いざらい調べれば弱点を見つけられる。弱点を発見できれば突破口になる」とアドバイスしました。

また、メーカーで情報発信やコンテンツマーケティングを担当しているという女性は、「社内の商品開発担当者などにインタビューしても、作り手が商品に愛着を持っていないため面白い話が出てこない。どうすれば良いか」と質問しました。

竹内さんは、「作っている人に焦点を当てられないのであれば、使っている人(顧客)に焦点を当てるのも1つの方法。
ユーザーを取材すると、検索対策にも有効なキーワードを記事に盛り込むことができるので、1年ぐらい続けると検索ボリュームが増える効果もある」と助言しました。

質問する参加者

会場からの質問に的確に回答する竹内さん

セミナー終了後も名刺交換や歓談が1時間続く

竹内謙礼さんによる約2時間のセミナーの終了後は、あらためて名刺交換と歓談の時間。竹内さんと名刺交換を希望する参加者の長い列ができ、竹内さんの人気の高さが伺えました。

セミナー終了後の名刺交換会で女性に囲まれる竹内さん

セミナーが終了した後も、会場のあちこちでコーヒーを片手に歓談する来場者の姿が見られた

弊社代表の星野も来場者の皆さんと名刺交換

◇ ◇ ◇
大盛況で終えた初開催の「EC女子会」。
参加者が女性だけということで、参加者同士が本音で話したり、新しい人脈を作ったりする様子も見受けられました。
普段の仕事ではあまり経験できない機会をご提供できたことを嬉しく思います。

「EC女子会」はたいへん多くの参加希望者がいらっしゃることから、7月2日に第2回を大阪で開催しました。

第3回以降の開催は決まり次第、弊社のセミナーページで告知いたします。
最新セミナーなどの最新情報はE-Commerce Magazineメールマガジンやfutureshop公式SNSにて配信中です。ぜひ登録していち早く情報をキャッチしてください。

■ メールマガジンのご登録はこちらから。 ※購読はいつでも解除することができます

 

■ 様々な切り口で、EC運営に役立つセミナーを開催中。

■ 最新記事の情報はSNSで一番早くお知らせいたします!


この記事が気に入ったら、いいね!で応援お願いします!