【要確認】Google検索のコアアップデート。自社ECサイトのSEO対策はどう対応すべき?


2019年3月に、Google検索のコアアップデートが行われました。

自社ECサイトへの集客方法として、コンテンツマーケティングに取り組んでいる企業は多いと思います。
しかし、アップデートによって検索順位が落ちてしまい、その対応に悩んでいる方もいることでしょう。

そこで本記事では、今回のコアアップデートの影響や対応策について紹介します。
より良いコンテンツを作って上位表示を目指すために、Google検索の動向をしっかりチェックしておきましょう。

コアアップデートとは? Google検索の大変動

Googleは検索クエリ(ユーザーが検索時に入力したワード)に対して、最適な検索結果を返すためにアルゴリズムの更新を日々行なっています。

その中でも、年に数回行われる大規模な更新は「コアアップデート」と呼ばれており、実施されると検索順位に大きな変動が起こります。
過去には検索順位が大幅に落ちたことで、検索からの流入が90%減少するという事例も見られました。

2018年は3月・4月・8月にコアアップデートが行われ、2019年に入ってからは3月がはじめてです。ほとんどの場合は予告なく実施され、その後はGoogleの公式サイトやTwitterでアナウンスされます。


【 日本語訳 】
今週、年に数回行なっているコアアルゴリズムのアップデートを実施しました。アップデートの方針については、以前のつぶやきを参考にしてください(以前のつぶやきの主な内容は、「検索クエリと関連の高いページは順位が上がり、低いページは順位が下がる」というもの)。

2019年3月のコアアップデートの影響と対応策


コアアップデートで行なった更新内容など、詳しい情報はGoogleは基本的に発信しません。
しかし、検索順位の変動や傾向を分析することで、おおよその内容を推察することは可能です。

そこで2019年3月に行われたコアアップデートについて調べると、大まかな特徴が見えてきました。

主なポイントは3つ

  1. ドメインパワーが強いサイトが評価されている
  2. 検索意図を盛り込んだコンテンツが評価されている
  3. 関連コンテンツが多いサイトが評価されている

以下、詳しく説明していきます。

(1) ドメインパワーが強いサイトが評価されている

「ドメインパワー」とは、そのサイト自体が持っている信頼度や権威性の強さを指すものです。

今回のアップデートでは、大手企業の運営サイトや公式ページの順位が上昇傾向にありました。一方で、個人運営のブログやアフィリエイトサイトは苦戦気味です。
このことから、検索順位とドメインパワーの結びつきが従来よりも強くなったと考えられます。

ドメインパワーの強さを判断する基準として

  • ドメインの運営期間
  • コンテンツ数
  • 良質な被リンク数

などが重要といわれています。

運営期間については、じっくりとサイトを育てていくほかありません。そのため良質なコンテンツをつくり、被リンク数を集めることに注力しましょう。そうすればサイトの価値が向上し、ドメインパワーが強化されて上位表示を狙いやすくなります。

アクセス数が少ない低品質のコンテンツについては、サイト全体の質の低下を防ぐために、リライトや削除をするのがオススメです。

(2) 検索意図を盛り込んだコンテンツが評価されている

今回のアップデートでは、ユーザーが入力した検索クエリと関連性が低いコンテンツは下落傾向にあります。

関連性を高めるには、検索クエリの奥にある検索意図(ユーザーが真に求めている情報)は何かを考え、それを満たすことが大切です。

例えば検索クエリが「ハワイ 3月 気温」であれば、検索意図は「ハワイの3月の気温を知って、どんな服を着ればいいか知りたい」になります。

そのため気温の他に服装のアドバイスも盛り込めば、ユーザーにとって良質なコンテンツとなります。

検索意図と内容がズレている、または不要な情報が入っている場合、ユーザーは離脱してしまい直帰率が高くなります。順位が落ちた場合は上位サイトを分析し、コンテンツ内容のチェックや改善を行いましょう。

(3) 関連コンテンツが多いサイトが評価されている

今回のアップデートでは、特定のテーマに関する記事数が多いと上位表示される傾向にあります。

例えば「 ECサイト 」をテーマとする場合、
 ECサイト 構築
 ECサイト 決済
 ECサイト デザイン

のように、周辺コンテンツをつくるというような形です。

このように上位表示させたいテーマを選び、それを深掘りして関連コンテンツを豊富に用意すれば、サイトの網羅性・専門性を強化できます。それがGoogleに評価されれば、上位表示を十分に狙えます。

Googleの理念に触れてアップデートの影響を防ごう


Googleはコアアップデートの詳しい内容は伏せていますが、どのような理念や価値観に則って運用しているかは広く公表しています。
それらの内容を理解して対策を進めれば、コアアップデートによるマイナスな影響を受けにくくなるでしょう。

今回はその中でも「Googleが掲げる10の事実」「検索品質評価ガイドライン」について、概要を簡単に紹介していきます。

Googleが掲げる10の事実

Googleは会社設立(1998年)の数年後に以下のリストを策定し、常にリストの通りであるよう努めています。

Googleが掲げる10の事実
  1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる
  2. 1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番
  3. 遅いより速いほうがいい
  4. ウェブ上の民主主義は機能する
  5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない
  6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる
  7. 世の中にはまだまだ情報があふれている
  8. 情報のニーズはすべての国境を越える
  9. スーツがなくても真剣に仕事はできる
  10. 「すばらしい」では足りない

Googleはこの中でも①のユーザーファーストを特に重要視しています。
それぞれの項目の詳しい説明は、「Googleが掲げる10の事実」からご確認ください。

検索品質評価ガイドライン

Googleの理想や価値観を示した検索品質評価ガイドラインには、SEOの評価軸として「E-A-T」というワードが頻繁に登場します。

E-A-Tとは
  • 専門性(Expertise)
  • 権威性(Authoritativeness)
  • 信頼性(Trustworthness)

簡単に説明すると、「◯◯といえばこのサイト」というように、ユーザーから支持を得ると上位表示されやすくなることを意味しています。

E-A-Tは、人のお金や人生に関わるYMYL(Your Money, Your Life)というジャンルでは特に厳しく評価されます。
具体的には、投資・不動産・健康・美容・医療などがあり、これらのジャンルは公式サイトや公共機関が現状では上位表示されやすいです。

そのためYMYLのジャンルでECサイトを運用する場合は、

  • ビッグキーワードでなく、細かいニーズを拾ったコンテンツづくりを行う
  • Google検索以外に、TwitterやInstagramなどSNSも活用して集客する

などの施策を行うのがオススメです。

ガイドラインの原本は「General Guidelines(英字)」、日本語訳は「Google 品質評価ガイドライン解説」から確認できます。また、サイト運営の基本をまとめた「ウェブマスター向けガイドライン」にも目を通しておくと良いでしょう。

まとめ

コンテンツマーケティングで自社ECサイトに集客を行うのであれば、Googleの動向のチェックは必須です。
もしもコアアップデートによって検索順位に大きな変動があれば、上位サイトとの比較やコンテンツの見直しなどを行いましょう。

また、Googleは基本理念やガイドラインに沿って検索エンジンを運用しています。
Googleが目指しているものを理解し、それに沿って良質なコンテンツをつくることで上位表示を狙いましょう。

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