カゴ落ち対策のポイントをAmazonのサイト構成分析から見る!

商品ページを見て、「カートに入れる」と押していただいたお客様が、購入完了までたどり着かず、途中で立ち去ってしまう「カゴ落ち」。

そのカゴ落ち率を改善する視点について、前回お伝えしましたが、

「具体的にどういったポイントを見ていけば良いのか?」という具体的な例は、お伝えしていませんでした。今回は、Amazon.co.jpのサイトを例に、どのようなカゴ落ち対策がされているのかを分析していきます。

商品詳細ページ

構造だけを見るために、商品は隠しています。ヘッダー内には各種メニューがあり、右上には広告バナーが出ています。サイドメニューとして価格表示と「カートに入れる」ボタンがあります。「カートに入れる」をクリックすると、

カート画面


カートに商品が「追加されました」という表示と、
「レジに進む」ボタンが表示されています。カート画面の下部には、
「~~~とよく一緒に購入されている商品」
「~~~を買った人は、こんな商品も買っています」 と
レコメンドアイテムが表示され、購入手続きに進む前の段階で、「ついで買い」による購入単価アップを狙っています。「レジに進む」をクリックすると、

購入に進む前にログイン誘導


サインイン(ログイン)画面に移りました。この段階で、お気づきでしょうか? ヘッダーは「屋号」と「購入ステップ」のみ。サイドメニューは無くなっています。「ログインのみに集中!」というレイアウトです。 サインイン(ログイン)すると、

注文内容確認画


この画面の手前に「Amazonプライムを利用しませんか?」という案内画面が入りましたが、購入フローのみにフォーカスして省略します。ログインすると、お届け先・お支払い方法・注文内容の確認が一気にできる画面が表示されました。ヘッダーは屋号と購入ステップのみ。サイドメニューは無しのレイアウト。注文内容以外の余計な情報は出ていません。 さて、Amazon.co.jpの画面構成と、ご自身のショップを思い浮かべて、カゴ落ちの改善ポイントは思い浮かびましたか?

まとめ

購入手続きをすると決める段階までは、いろいろとメニューや誘惑が目に入りますが、購入手続きをすると決めた画面、ログイン画面からは一転してシンプル!
購入完了まで一直線!購入手続きに進んでも、その前までの画面と同じヘッダー・サイドメニュー・フッターが表示されているECサイトもありますが、
「もう購入することに決めました」と言ってカバンからお財布を出し始めているお客様に、わざわざ道草をさせてしまうきっかけを与えているような状態なので、非常にもったいない画面構成です。購入手続きに移ったら画面はシンプルに!これが今回お伝えしたかった点です。

モールと自社ECサイトの違い

Amazon、楽天に出店されている場合は、カート画面以降は、そのモールの購入画面なので変更ができないので、購入画面以降の画面構成に関して考える必要はありません。

しかし、自社ECサイトを構築している場合は、カート画面以降の購入画面も、自社で工夫することができる範囲になります。futureshopの場合は、商品ページから購入手続きに進んだ際に、上記のAmazonのようにシンプルな画面構成に切り替えることができます。

そして、シンプルに切り替えられるだけでなく、会員登録率をアップしたり、メルマガ購読者数をアップする工夫も加えることができます。
そのあたりも、また別の機会に。「買おうかな」と思ったお客様に、「なんだか買いにくいな。わかりにくいな」と思われてしまう障害がないか、その視点で一度、自社ショップを確認してみてくださいね。

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