reportsの概要
reports画面の表示には、システム＞管理者一覧＞管理者設定-利用可能画面・権限設定にて「reports」のチェックが必要です。
初期アカウント利用者（ID:1の管理者）・店舗管理者（スーパーユーザー）が、閲覧する管理者のチェックをONにしてください。
※初期アカウント利用者（ID:1の管理者）・店舗管理者（スーパーユーザー）とは
両アカウント共に、全てのアカウントの権限設定やセキュリティ監視を担う、重要なアカウントになります。
管理者アカウントの種類と役割については【重要】管理者アカウントの種類と役割（権限）について【重要】管理者アカウントの種類と役割（権限）についてをご覧ください。
初期アカウント利用者（ID:1の管理者）とは
管理者一覧画面にて、一番上の行に表示されているアカウントです。
「セットアップ完了メール」に記載されているアカウント名になります。
店舗管理者（スーパーユーザー）とは
「管理者設定」画面を利用でき、管理者アカウントの追加・削除や利用画面（利用機能）の設定ができる管理者アカウントです。
以下の画面にて「店舗管理者（スーパーユーザー）設定」にチェックがついているアカウントを指します。
まず初めに ーなぜデータを確認するのか
例えば、以下のように一部の数字や感覚値で実施中の施策の評価をしたり、今後の施策を決めていたりしませんか？
- 「売上が落ちてきた」 ⇒ 新規のお客様をもっと集めたらよいのではないか
- 「広告からの流入がよい」 ⇒ もっと広告を出せばいいのではないか
しかしデータを見ると、以下のような事実が隠されていたりします。
- 売上が落ちてきた要因 ⇒ 「新規顧客の減少」ではなく「リピート顧客への転換率が落ち込んでいる」からである
- 広告からの流入数 ⇒ 実は「新規」よりも「リピート」の方が多かった
上記のような場合、まず取り組むべきは、
「新規顧客獲得施策ではなく、リピート化（F2転換）率の向上」であり、
「新たな広告出稿よりも、ランディングページを、リピート向けの内容に改善してみてはどうか」、と気づくことができます。
データを適切に分析していないと、そもそもの課題設定が誤っていたり、さらには誤った施策の評価をしてしまいかねません。
やみくもに施策を回さないためにも、reportsを活用し、データに基づいた運営をしていきましょう。
目次
reportsの種類と概要
reports機能には、以下のレポートを用意しています。
詳細については、それぞれのリンクをクリックしてご確認ください。
全体を把握するためのレポート
- 売上分析
- 全体の売上の状況を「平均商品単価」「平均商品点数」「平均注文金額」「注文件数」に分けて確認できます。
- ダッシュボード
訪問を見るためのレポート
- サイトレポート
- サイトへの訪問数（トラッキングデータ）を各種指標にて確認できます。
注文情報をもとにしたCRM的分析をするためのレポート
futureshopの受注情報を元にした、リピート率や注文金額などを各種指標にて確認できます。
予約注文、定期・頒布会注文を含みます。
予約商品は、商品が「予約受付中期間」に注文が行われた場合を「予約」とカウントします。
予約受付期間終了後の「通常販売開始後」に注文が行われた場合は、「通常商品」とカウントします。
定期・頒布会の場合、受注データが生成されると注文件数1件としてカウントされます。（お申込みで1件ではありません。）
「通常・定期販売商品」のデータは、「通常商品」としてカウントされます。
- 注文レポート
- 注文に関する各種データを各種指標にて確認できます。
- 集客元別、デバイス別、ご注文者都道府県別、決済方法別、会員ステージ別、ID連駅別、商品単価、商品点数ごとに、どれくらいの注文件数、注文金額、平均注文単価、平均商品点数であるかについて、レポートを表示します。
- 顧客レポート
- ショップの顧客数の累積を各種指標にて確認できます。
- 購入回数別、会員ステージ別、ID連携別、性別、年齢×性別、会員登録数ごとに、顧客数の推移をレポート表示します。
- リピート注文レポート
- リピート注文や、リピート顧客に関するデータを各種指標にて確認できます。
業界平均を知るためのレポート
施策実行の際の目標値や振り返りの際に利用するなど、自分の店舗の状況を把握するためにご参照ください。
- F2転換率分布
- futureshopを利用している店舗を業種ごとに分類し、F2転換率の平均を表示します。
用語と定義
reports機能、およびその解説にあたり、基本的な用語を以下のように定義します。
| 用語 | 説明 |
|---|---|
| reports | 本reports機能全般を指します。 |
| レポート | 各レポートのことを指します。 |
| ショップ | futureshopご利用店舗様が運営しているECサイトを指します。 |
| 顧客 |
ショップを訪問したエンドユーザー・ショップを訪問して商品を購入したエンドユーザーを指します。
会員、非会員双方を含みます。 ・会員登録のみのエンドユーザー。 |
| PC・その他（デバイス） | パソコン・タブレットなど、スマートフォン以外のすべてのデバイスを指します。 |
| 訪問者 | ショップを閲覧している/閲覧したユーザー。 会員、非会員双方を含みます。 |
| 注文者 | ショップで何らかの購買行動を行った顧客を指します。 会員、非会員双方を含みます。 |
| 会員・非会員 | 閲覧するレポートにより定義が異なります。 それぞれのレポートの解説にてご確認ください。 |
| 新規・リピート | 閲覧するレポートにより定義が異なります。 それぞれのレポートの解説にてご確認ください。 |
| リピート率 | 1回以上購入した顧客のうち、2回以上の購入に進まれた顧客の割合です。 |
| CVR | コンバージョン率。 ECサイトを訪問したユーザーが、ゴール（目的）とする行動（主として注文完了。ECサイトによっては問い合わせやカタログ請求など）をどれくらいしたかを図る指標です。 コンバージョン数（注文完了や問い合わせなどの目的/セッション数（サイトへの訪問数）×100（％）で求めます。 |
| F2転換※F（X：回）転換 | 初めて商品を購入した顧客が、2回目の購入に進むこと。 ※（X-1）回購入した顧客が、X回目の購入に進むこと。 |
| F2転換率※F（X：回）転換率 | 初めて商品を購入した顧客のうち、2回目の購入に進んだ顧客の割合。 ※（X-1）回購入した顧客のうち、X回目の購入に進んだ顧客の割合。 |
| 本ログイン | 訪問時に、ログイン画面からIDとパスワードでログイン済みの場合を指します。 |
| 仮ログイン | 直近でログイン画面から本ログインしたのち、180日間以内である場合です。 ログイン状態を保持した状態を指します。※個人情報にアクセスする際、また購入を行う場合は、必ず本ログインを求められます。 |
| 未ログイン | 仮ログインも本ログインもしていない会員の状態、およびゲスト（非会員）を指します。 |