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AI不正検知 for futureshopについて(SBPS利用店舗のみ)

目次

概要

不正利用されたクレジットカードの利用傾向を継続的に学習しているAIが、過去の不正利用実績と似たパターンのクレジットカード利用を「不正利用の可能性が高い」として検知します。

該当受注のご注文手続きは完了し(受注データは生成され)ますが、「受注一覧」画面などに、カードの持ち主・本人確認を推奨する旨のアラート表示がされます。
「不正利用の可能性が高い」と判断された理由についても確認できます。

アラート表示や表示された理由を確認し、本人確認を行うなど、不正利用を事前に防ぐためにご活用ください。

チャージバックについて

※詳しくは本人認証サービス「EMV 3Dセキュア」についてをご覧ください。

基本仕様

※クレジットカード(SBPS)をご利用の店舗様の標準機能となります。

  • SBペイメントサービスをご利用の店舗様にて、ご注文時に、クレジットカードが利用された場合がAI不正検知の対象です。
    登録済みのクレジットカードを利用された場合も、検知対象となります。

不正検知の対象外

  • 決済代行会社にF-REGIをご利用の場合(クレジットカード(F-REGI))のご注文は対象外です。
  • SBペイメントサービスをご利用の場合でも、PayPayやコンビニ支払いやキャリア決済(クレジットカード払い)は対象外です。
  • 以下の場合は、不正検知対象外です。
     -定期・頒布会お申込み
     -定期・頒布会用のクレジットカードをマイページ内で登録(変更)した場合
     -受注後に金額の変更を行った場合

その他仕様

  • 同じお客様(消費者)が、futureshopが定義した一定条件(詳細非公開)にあてはまるご注文手続きをされた場合、該当するお客様(消費者)は、一定時間クレジットカード決済を行えなくなる場合があります。
  • 検知対象外である、決済代行会社「F-REGI」をご利用の店舗様の「受注一覧」画面にも、不正検知表示の「欄」や「項目」は表示されます。

注意事項

  • AIがこれまで学習したパターンにない利用方法がされた、など、検知できない場合もございます。
    100%検知できる機能ではないことを、あらかじめご了承ください。
  • SBPSサーバ側の障害やアクセス集中などで負荷が高まった場合など、AIによる検知が行われないことがあります。
  • SBPS管理画面では、不正検知に関する詳細な情報は表示されません。
  • 受注詳細(決済・ポイント利用額編集)-決済方法にて決済方法をクレジットカード(SBPS)から他の決済方法に変更した場合は、不正検知の結果はクリアされます。(「照会推奨」表示や理由などは閲覧できなくなります。)

不正を検知した場合の受注の確認方法/出力方法

「受注一覧(受注検索結果)」画面での表示

AIにより、不正検知されたクレジットカード利用が行われた受注について、「受注一覧」画面にて「照会推奨」を表示します。

「照会推奨」を押下すると、AIが「照会推奨」と判断した理由をPOPUP画面で確認できます。

理由を確認後、必要なものに関して本人確認を行ってください。

照会が推奨された理由の表示(POPUP画面)

AIが「照会推奨」と判断した理由を5つまで確認できます。

理由についての補足説明とSBPSへの問合せ先を記載しています。
問合せの際には、表示されたPOPUP内の記載をご覧いただき、必要情報をご連絡ください。
※「属性照会」と「AI不正検知の判断理由についてご質問」では、必要情報が異なりますのでご注意ください。

一定期間(約1ヶ月)経過すると、データ取得の関係上、「理由」が確認できなくなります(表示されなくなる)のでご注意ください。

表示される理由一覧は以下の通りです。

NO 理由として表示される内容
1 過去に検知された不正取引のカード発行国に類似しています
2 カード発行国が海外です
3 過去に検知された不正取引に類似しています
4 通常より乖離した購入時刻です
5 通常より乖離した購入曜日です
6 通常より乖離した購入回数です
7 通常より乖離した金額です
8 同じカードが複数の顧客IDで利用されています
9 同じ顧客IDで複数のカードが利用されています
10 通常より乖離した購入間隔です
11 直近1週間~1カ月で初めての購入です
12 直近1カ月~2カ月で初めての購入です
13 特定理由に該当しませんが、注文内容をご確認ください
※上記、12項目に該当しないが、カード会員属性照会を推奨するレベルであった場合に表示されます。

「照会推奨」とされる受注の検索方法

「受注一覧」画面「受注検索」画面に検索項目「AI不正検知」が追加されます。

受注一覧での検索

選択項目:「すべて」「照会推奨」「照会不要」から選択して絞込可能dです。

※「照会推奨」「照会不要」選択時は、決済種別「クレジットカード(SBPS)」のみが検索対象となります。
※定期・頒布会の受注データを検索する場合は、「クレジットカード(SBPS)」利用の場合でも不正検知対象外ですので、必ず「すべて」を選択してください。

「受注詳細」画面での表示

「照会推奨」と判定された受注の「受注詳細」画面の上部にメッセージが表示されます。

「理由を確認する」を押下すると、理由を示すPOPUPが表示されます。
表示される内容は、「受注一覧」画面でのPOPUP画面と同様です。

受注データ(futureshop形式)での出力

受注データ(futureshop形式)CSVにて、以下を出力できます。

「照会推奨」
受注データ取得項目設定(futureshop)にて「AI不正検知」にチェックすると、「照会推奨」と判定された受注について、「照会推奨」と出力します。
「不正スコアリングID」
受注データ取得項目設定(futureshop)にて「不正スコアリングID」にチェックすると、AI不正検知の対象となるクレジットカードが利用された受注に対して、「不正スコアリングID」を出力します。
SBPSに問合せをする際に必要なIDとなります。

<ダウンロード方法>

  1. 運用>受注管理>受注データ取得項目設定(futureshop)にて「AI不正検知」「不正スコアリングID」にチェックします。
  2. 以下のいずれかの画面より、CSV形式ファイル(カンマ区切りファイル)にてダウンロードできます。

[検索結果をダウンロード]の選択肢から、futureshop形式を選択してください。

CSVの仕様については、受注データをご参照ください。

任意受注連絡メールでの出力

設定>メール>任意受注連絡メール設定(支払方法)-クレジットカード(SBPS)に以下の置換文字を入力します。

AI不正検知の置換文字:$SETTLE_SBPS_ATTRIBUTE_CONFIRM$
照会が必要と判定された受注について、「照会推奨」に置換され出力されます。
不正スコアリングIDの置換文字:$SETTLE_SBPS_FRAUD_SCORING_ID$
AI不正検知の対象となるクレジットカードが利用された受注に対して、「不正スコアリングID」が出力されます。
SBPSに問合せをする際に必要なIDとなります。

メール設定>任意受注連絡メール設定(基本)-クレジットカード(SBPS)に以下の置換文字を入力します。

AI不正検知の置換文字:$SETTLE_SBPS_ATTRIBUTE_CONFIRM$
照会が必要と判定された受注について、「照会推奨」に置換され出力されます。
不正スコアリングIDの置換文字:$SETTLE_SBPS_FRAUD_SCORING_ID$
AI不正検知の対象となるクレジットカードが利用された受注に対して、「不正スコアリングID」が出力されます。
SBPSに問合せをする際に必要なIDとなります

※テスト配信メールは不正検知対象外の決済方法「代金引換」で出力されるため、置換文字の出力は確認できません。

受注取得APIでの出力

受注取得APIにて以下をご確認ください。

「レスポンス:sbpsAlert」
「照会推奨」と判定された受注について、「WARN」と出力します。
「レスポンス:sbpsFraudScoringId」
AI不正検知の対象となるクレジットカードが利用された受注に対して、「不正スコアリングID」が出力されます。
SBPSに問合せをする際に必要なIDとなります。

「照会推奨」が表示された場合の対応方法(例)

以下を参考に本人確認を行ってください。

【A】ご注文者情報・お届け先情報で確認

  • ご注文者からの過去の購入履歴はあるか
  • その際にチャージバックが発生していないか
  • ご注文者の氏名や住所がおかしくないか
  • お届け先の住所が存在するものか
  • お届け先の住所が過去にトラブルがあった住所ではないか

【B】ご注文者と連絡がとれるかを確認

実際にお電話やメールなどでご一報を入れ、ご注文の確認を行います。

【C】SBPSに「属性照会」を依頼

SBPSまで「属性照会」をしたい旨、連絡してください。
SBPSよりクレジットカード会社へ照会をいたします。

※照会結果については、1営業日以降の回答となります。

宛先、および照会のための必要情報は、「照会推奨」理由のPOPUP画面の記載をご覧ください。

【D】SBPSへ「照会推奨」理由を問い合わせる

宛先、および問合せのための必要情報は、「照会推奨」理由のPOPUP画面の記載をご覧ください。

「不正スコアリングID」が必要な場合は、以下のいずれかの方法で確認できます。


「照会が推奨された理由の表示(POPUP画面)」にて確認
「受注一覧」の「照会推奨」リンクから開く、「照会が推奨された理由の表示(POPUP画面)」の「SBPS 不正スコアリングID」欄に表示されているIDです。
受注データダウンロード(futureshop形式)にて確認
ダウンロードしたCSVファイルの「AI不正検知」が「照会推奨」となっている受注の「不正スコアリングID」です。
ダウンロード手順は<ダウンロード方法>をご覧ください。

「EMV 3Dセキュア」との併用について

「EMV 3Dセキュア」については本人認証サービス「EMV 3Dセキュア(3Dセキュア2.0)」についてをご覧ください。

「EMV 3Dセキュア」を併用する場合

設定>決済>SBPS設定-本人認証サービス(3Dセキュア)利用設定構築>ページ設定>SBペイメントサービス設定-本人認証サービス(3Dセキュア)利用設定にチェックしている場合を指します。

AI不正検知と「EMV 3Dセキュア」機能が併用でき、さらに不正利用防止のためのチェックが強化されます。

また、「EMV 3Dセキュア」を利用しているにもかかわらず、不正利用があった場合のチャージバックはカード会社の負担(補償についてはカード会社の規定による)となります。

「EMV 3Dセキュア」を併用しない場合

設定>決済>SBPS設定-本人認証サービス(3Dセキュア)利用設定構築>ページ設定>SBペイメントサービス設定-本人認証サービス(3Dセキュア)利用設定にチェックしていない場合を指します。

不正防止はAI不正検知のみとなります。
この場合、不正利用があった場合のチャージバックは店舗様の負担となります。

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