コストを抑えた越境ECの始め方とは?1年半で数百件の海外受注を獲得した事例を紹介


都心部を中心に出店するヤングレディース向けファッションブランド『Fi.n.t(フィント)』。1960~70年代のフランス映画をイメージした独自の世界観が人気のブランドです。

今回は自社ECサイトでの越境EC・ウェブインバウンド対応に乗り出した経緯や目的について、「WorldShopping BIZ」を導入されたご担当の、IT事業部 部長 佐々木良太様からお話を伺いました。

越境ECソリューション「WorldShopping BIZ」とは?

WorldShopping BIZとは、運営中のECサイトにJavaScriptタグを1行入れるだけで、国内版の自社ECサイトで越境対応ができる、株式会社ジグザグ様ご提供の越境ECソリューションです。

SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」では2019年7月に連携を開始しました。

越境ECをシステムや運営体制にコストをかけずに実現。WorldShopping BIZで海外需要に応える。

― まずは、ブランドの特長を教えていただけますか

IT事業部 部長 佐々木良太 様(以下佐々木様) 
当社は『フィント』『アンアナザーアンジェラス』という2つのブランドを展開しています。

『フィント』は50~70年代のクラシカルなヴィンテージデザインに、現代のトレンドをMIXしたレトロ&ガーリースタイル。 古着屋で一点ものを見つけるような”ときめき”を感じられるブランドです。

そして、『アンアナザーアンジェラス』は、フィントのテイストは残しながらも少し大人向けのブランドで、「パリの裏通りにひっそりとたたずむ小さな隠れ家。その扉を開けると...」というブランドメッセージと共に、懐かしくも新しいレトロ感をレディライクに表現した、大人の女性ためのワードローブをご提案しています。

Fi.n.t(フィント)ECサイト

株式会社フリーインターナショナル 設立 1984年5月
『Fi.n.t(フィント)』 ECサイト

両ブランドとも、ヨーロッパのテイストを取り入れ「レトロガーリー」「ヴィンテージ」「クラシック」をキーワードに、他の人とは被りたくないというお客様に向けて、ファッションアイテムの企画、製造販売を行っています。

店舗は都心部の駅ビルを中心に、関西ではルクア大阪、関東では新宿ミロード等々、全国19店舗を運営しています。他にも、スカイツリーの東京ソラマチや舞浜のイクスピアリは、インバウンドのお客様も多く、免税対応なども行っています。

インタビュー中の佐々木さま

株式会社フリーインターナショナル IT事業部 部長 佐々木良太 氏
2010年入社後EC事業を中心に社内基幹システムなどのインフラにも従事。約3年ほど前現職についた後、現在は社内新規事業にも従事。

― 公式オンラインストアについても詳しくお聞かせいただけますか

佐々木様:
オンラインストアの立ち上げは、およそ15年前にさかのぼります。

当初はスモールスタートで、大小のリニューアルを重ねまして、futureshopさんのカートを導入して現在の形になってからは1年経過し、2年目に入りました。

EC運営体制は、責任者の私を含めた総勢15名弱の人員で運営しており、ウェブデザイナー、カスタマーサポート、受注・配送管理、プレスチームで組織されています。

実は最近「ファンクラブサイト」というものも立ち上げて、年・月会費をいただいて特別感のあるリアルイベントをやったりもしています。

― 積極的なお取組ですね。それでは、越境EC・ウェブインバウンド対応をはじめようと思ったきっかけを教えてください

佐々木様:
以前から香港への海外出店や、台湾での自社ドメインEC展開、中国でのWeChat ECを展開しておりまして、アジア圏にお客様がいらっしゃいました。

しかし、国際情勢の不安感や高騰するテナント料、過度な値引き合戦、在庫の分散化等、諸々の要因があって、これらの海外展開を一旦引き上げることになりました。

現在は、国内向け自社ECサイトをいかに伸ばしていくかが命題になり、海外からの需要に応えるためにも越境EC対応が出来ないか・・・ということで調べ始めたのがきっかけになります。

― 佐々木様ご自身で、越境ECサービスを探されたということですね

佐々木様:
はい。いろいろとリサーチする中で、海外に届けるのは、簡単ではないなということにも気づきました。カートや言語の問題など日本語サイトがクリアしなければならない課題が結構あったんですね。

それで、サービスを比較検討してジグザグ社の「WorldShopping BIZ」を見つけました。


最初の課題感(カートや言語の問題)に加えて、配送の手間がネックになっていたので、その部分を代行していただけるのは有難いなと。

よくよく調べてみるとJavaScriptタグ一行で自社ECを容易に越境対応できると分かり、導入を決めました。

WorldShoppingのナビゲーションバナー

海外ユーザーがFi.n.tに訪問するとWorldShoppingのナビゲーションバナーとカートがポップアップ表示される

― もともと国内向けECサイトに海外からのアクセスがあったのでしょうか

佐々木様:
先ほどお話したように、香港、台湾、中国をメインに過去、実店舗やEC運営等を展開しておりましたので、現地に当社のブランドのファンがついてくださっていました。

そのお客様たちが日本のブランドサイトや公式SNSにも来訪されていて、ウェブ解析の数値でも海外からのアクセスは明らかになっていたので、ECサイトも越境対応して販路拡大ができないかと考えていました。

WorldShopping BIZ 導入後、約1年半で数百件ほど海外からの注文を獲得。

― 実際にWorld Shopping BIZを使ってみていかがでしたか

佐々木様:
導入コストも抑えられて、すぐに導入できましたし、サービス開始後もデータを見ていると* 実績が出ていますから、やって良かったなと思っています。

直近1年半で、数百件ほどWorldShoppingを通じて注文を頂いておりますが、出荷エリアについては、サイトへのアクセス状況やSNSのユーザーとも、ほぼ比例しているという実感です。

米国だけは例外ですが、海外在住の日本人やアジアの方だったりするのかな…と想像しています。

― 具体的にどんな商品が売れているか教えていただけますでしょうか

佐々木様:
売れ筋のアイテムとしては、日本国内で売れるような「トップス」「ワンピース」は比較的シェアが高いという印象です。

意外だったのは、「シューズ」の売上が10%ほど占めていて。関税や配送料も余計にかかるのに買っていただけているというのが驚きではありました。

現在は、海外向けの商品企画まではしていませんが、今後売上げが伸びていくフェーズで、(購入国の)気候やサイズ感に合わせてやっていかないといけないなと思います。

それは販促においても同じで。今は日本向けに制作したビジュアルをそのままフィード投稿していますが、ゆくゆくはシェアが高い台湾や韓国を意識したメディアやプロモーションも取り組んでいきたいです。

― 最後にWorld Shopping BIZに期待することはありますか

佐々木様:
直前の話とつながりますが、海外向け販促のトータルサポートがあるといいですね。

これまでも、WorldShoppingを利用される海外ユーザー様に向けたメルマガサービス* にショップ情報を掲載いただきましたが、そのような取組以外にも海外プロモーションなどサービスがあると伺っているのでご一緒できたらと思っております。

佐々木様、ご協力ありがとうございました。

* 「購買情報のデータレポート」と「メルマガ配信サービス」は、オプションサービスとなります。
※ページ上の各種情報は、取材時(2020年6月時点)のものです。安全に配慮し、オンラインにてインタビュー収録したものになります。

◇◇◇
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